2016/06/25

『子どもは立派な親に育ててもらいたいんじゃないよ ダメなあなたに育ててもらいたいんだよ』 長谷川満先生の講演会を聴いて感動した話

 

こんにちは こゆです。

みなさんは仕事や何かの役職の関係で、乗り気じゃないけれど参加してみたらものすごくいい講演会にあたった!なんて経験はありませんか?
私は結構あります(笑)

そういうわけで今回は先日聞いた講演会が涙が出るほど素晴らしかったので、そのお話をします。



 

『PTA指導者研修会』に行くことになった

 

私は今年度は次女の通う小学校の副会長をさせていただいています。

副会長と言っても全く何もできないお飾りのような私。引き受ける前から不安でいっぱいでした。
『私でいいのかな?』
『何かしなきゃいけないんじゃないかな?』という具合でスタートしてはや3か月です。

幸い会長さんやほかの役員の皆さんはベテランで、PTAを担当している小学校の教頭先生も長年執行部に携わっている先生なので困ったことは何一つなく過ごしています。

そんな中、ある運営委員会で
『PTA指導者研修に行ってくださる方を募集します』と教頭先生がおっしゃいました。

受け取った要項を見ると、日時は平日の真昼…。
皆さん仕事をお持ちの方ばかりです。もちろんなかなか手も上がらず…。

私はとっさに≪あ、私が役に立てるとしたらここだな!≫そう思いました。
副会長らしいことをしなくちゃ…なんて思っちゃいまして(;^_^A

『私、行きます!』と手をあげました。

帰宅して手渡された要項を読むと、この研修会には『指導者研修』というたいそれた名前がついており、各幼稚園・小学校の先生たちとの情報交換なども企画されていました。なんか書類をまとめる必要もある。うーん。

簡単に引き受けてしまったけれど
『難しい研修じゃなければいいなぁ』と内心思っていました。

 

長谷川満先生との出会い

当日は地元の割と大きなホールで行われました。机といすがあらかじめグループ討議ができるようにスタンバイされていました。

研修が始まり、まずは講演会からスタートしました。

講演内容は
『自信とやる気を引き出す!自己肯定感を育てる親子関係の作り方』というものでした。

講師の先生は長谷川満先生という方でした。家庭教師システム学院の代表であり、ペアレントセミナーの主宰をされている方です。

私は保育士なので仕事やプライベートでこのような講演会にはわりと参加しており、頭でっかちで分かったつもり保育士なんです。

ですので今回の講演会もそれほど興味津々という感じではなかったのが正直なところです。(長谷川先生、失礼しました!)

ところがこの講演会は大変素晴らしかったのです

 

ニコニコ笑顔の長谷川先生

 

長谷川先生はニコニコの笑顔で登壇されました。
この会場は講演を聴くにはおかしな格好で聴き手は座っていましたので、先生のほうを見て話を聴く人はあまりいませんでした。

それでもニコニコと親しみやすい口調で話し始めました。

まずは子育ての悩み相談の話でした。

Q.小学生の我が子がスキンシップを嫌がるのですがどうしたものでしょうか?

そんな悩みだったと思います。

それに対し先生は『お母さん、ご主人とは仲良くされていますか?ご両親とはいかがですか?義父母とはどうですか?』と尋ねられたそうです。

するとそのお母さんは『主人や両親とは良好な関係ですが、義父母とは絶縁関係です』とおっしゃったそうです。
つまり、自身が拒絶している人がいるというという事(原因)がわが子が自分を拒絶するという事(結果)とつながっているというのです。

ここで先生は

子どもが何か起こしたとき、親はその子どもの中に原因があってそれを変えようと思いますが、実は自分の人間関係や生き方、あり方やものの考え方がそうさせることが多いのです。ですからそれを見直せば子どもは変わってきますよ

 

そうおっしゃいました

この話を聞いた時、あっこの先生の話は好きだ!そう思いました。
この話は『鏡の法則』と言われ、書籍としても少し前ベストセラーとなりました。

一言でいえば『人生の問題を根本的に解決するには自分の心の中の原因を解消する必要がある』というものです。

 

『7つまでは神のうち』

 

次に先生は『7つまでは神のうち』という話をされました。
これは7歳までは人間より神様に近いという事(諸説あり)だと先生はおっしゃいました。

親の愛は条件が付きがちです。
ですが子どもの愛は無条件なんです。

お母さんがどんなにひどく叱っても、幼い子どもは『ママ大好き』って抱きつくでしょう?それは無条件にお母さんを愛しているからなんです。

やってしまってるな~と冷や汗の出る思いがしました。

 

子育ては待つ練習

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親は子どもからたくさんのことを学んでいるのだそうです。

その一つは『待つこと』です。
つい『早く起きなさい』『早く用意しなさい』『まだ宿題出来ていないの?』
こんな声かけばかりしてしまっています。

親は子育てを通して待つことを練習しているのだ、と言います。

先生曰く、待てる人はアスリートをも育てますが、待てない人は幸運をつかむことさえ苦手なのだそうです。

子どもの思いを成就させたかったら待つことが大事だとおっしゃっていました。

 

長谷川先生流の幸せの法則

  1. 待つ
  2. 許す
  3. わらう

 

言霊の話

 

大体の親が子どもに投げ掛ける言葉の8割は

  • 注意(いけません)
  • 命令(~しなさい)
  • 禁止(~するな)
  • 叱責(厳しく叱ること)

なのだそうです。ギクッとしませんか?わたしはしました(;^_^A

 

親が子どもに投げ掛けたい言葉

ではどんな声かけががいいのでしょう?
それは対話が生まれるような声かけをしてほしいと先生はおっしゃっていました。

  • どうしたらいいとおもう?
  • どうしてほしい?
  • 何か手伝えることはある?

逆によくない言葉は

  • なんで~したの?
  • なんで~しないの?
  • 誰が悪いの?

 

ここで伝えたいことはプラスの問いかけは子どもの考えや気持ちを聞こうとするもので、マイナスの言葉かけはお子どもの行動を聞こうとするものです。

気持ちを聞いてもらえると子どもは自分は大切にされている、認められている愛されていると感じます

このように感じるとき、子どもは自らのうちに宿る『自己成長力』を発揮し、主体的・意欲的に物事に取り組んでいくようになります。

引用:ブログ『長谷川満の親学講座』より

 

そうだ、そうだよなぁ まったくうなずきながら話を聞きました。

 

親が子どもに贈ることのできる最高のプレゼント

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親が子どもに贈ることのできる最高のプレゼントって何でしょうか?
お金?洋服?子どもが欲しがるもの?

いいえ、ちがいます。

それは
無条件の愛なのだそうです。

これは子どものありのままの存在を喜ぶという事。

親は何かしら子どもに『~してやらないといけない』と思うけれど、そうではないと長谷川先生はおっしゃいました。

親は子どもから幸せをもらえばいいんです。

そうしたら親は幸せになるでしょう?幸せな親は幸せな子どもを育てるんです。

深いっ!深すぎます!

私はどんどん長谷川先生の話に引き込まれていきました!

 

いいこってどんなこ

 

先生はある絵本を紹介してくださいました。それは
『いいこってどんなこ』という絵本です。

その内容をお話してくださいました。

うさぎのバニーぼうやがおかあさんにたずねます。
「ねえ、おかあさん、いいこって どんなこ?」
バニーぼうやは次々にたずねます。絶対泣かないのがいいこ?何もこわがらない強い子がいいこ?・・・
おかあさんはひとつひとつの問いに優しく答えます。

「じゃあ、おかあさんは ぼくが どんなこ だったら いちばん うれしい?」
あなたがあなたらしくしていてくれるのがいちばん。だっておかあさんはいまのあなたが大好きなのだから。

この絵本で子どもに伝えたいのは『そのままのあなたが大好きよ』というメッセージです。

この本を伝えてくださった後、先生は驚くことを教えてくださいました。

この絵本を寝る前に子どもに読み聞かせて

『○○ちゃん(お子さんの名前)は○○ちゃんらしくしていてくれるのがいちばん。だっておかあさんはいまの○○ちゃんが大好きなのだから』

と言っておでこにチュってしてハグしてあげるとおねしょがピタリを止まる本として有名なんです。

ハッとしました。

排泄の自立はデリケートな問題で、焦らしたり強要したらおむつが取れるというものではないという考え方が保育の中では(たぶん)一般的です。

ありのまま受け入れられるという事が、子どもにとってどれほど大きな心の安定と安らぎになるのか…それを思い知らされました。

先生はこういっていました。

『愛情不足とよく言われるけれど、愛情はあるんです。ただ、愛情伝達不足なだけなんです』

確かにそうです。みんな我が子に愛情はあります。ただ、それを伝えてないだけなんですね。

言わなくても伝わることって多々あるのに、愛情だけは言葉に出さないと伝わらないというのも不思議ですね。

 

年齢の小さい子にはこの絵本がいいですが、もう少し大きな子どもだったらアルバムを一緒に見てくださいとおっしゃっていました。そして『あなたが生まれてきてくれて本当によかった』って伝えてあげてください。と

ちなみにご夫婦なら結婚写真です、と先生(笑)

 

心に響いた言葉

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私が一番感銘を受けたのはこの言葉でした。

『あなたの子どもはね、立派な親に育ててもらいたいんじゃない。
ダメなあなたに育ててもらいたい、笑ってもらいたい。
そう思って生まれてきたんです』

思い当たる部分が多すぎて私の心をぎゅっとつかんだ言葉です。ポケットティシュがなくなるほど涙が出ました。

 

そして先生は会場の参加者全員にそれぞれ違う詩をプレゼントしてくれました。

私が受け取ったのはこちらの詩

詩『人を強くさせるもの』

このダメな自分のまま

愛されている

これほど心強いことがあるだろうか

同じグループの方にも詩を見せていただきましたが、私にはこの詩が一番しっくりきました。

私が受け取るべき言葉だったのだと思います。

 

感想

 

気づけば4000字を超えるめっちゃ長文記事となってしまいました(ここまで読んでくださった方に感謝です!)
ですが、それほど本当に素晴らしい講演会でした。

終始笑顔の先生。
笑顔って本当に素晴らしい!と思いました。

このお話、小学校でもしていただけたらいいなぁって思いました。そうしたらたくさんの人がいろんなことに気付けると思いました。

詩も本当に素敵でした。

私もこのお話をまとめて教頭先生に出しました(提出の必要はなかったのですが、あえて出しました(笑))。

 

先生のブログ

今回はほかにもたくさんお話を教えてくださいました。全部は載せられなかったのですが
先生のブログがありますので興味のある方は見てみてください。

長谷川満の親学講座

 

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Comment

  1.  講演内容を詳しく紹介してくださってありがとうございます。
     
     その言葉が一番響きましたか。
     自分で読んでもグッと来ます。

     詩は『人を強くさせるもの』が行きましたか。
     その詩はきっと行くべき人のところに行ったんだと思います。

     僕も大好きな詩です。

     
     

    • こゆ より:

      長谷川先生
      コメントをありがとうございます!

      ダメな親だとずっと思っていました。それでも子ども達は私を慕ってくれている。

      子どもに愛を教えて貰ってるんだなとつくづく思いました。

      本当に素晴らしい講演をありがとうございました( *´︶`*)

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